Mellow Beats, Rhymes & Vibes が ゴキゲンすぎる。 |
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メロウ・ビーツ・ライムス&ヴァイブス
久しぶりに結構衝撃のCDです。
熱心な音楽ファンは当たり前のようにチェックしている所かもしれませんが、
カフェアプレミディや フリーソウルなんかでも有名な橋本徹が選曲しているコンピ。
“正真正銘の会心の一枚です。フリー・ソウルやアプレミディを始めた頃の気持ちがよみがえります。絶対に聴いてください!”(橋本徹)
ということなんですが、とりあえずサイトの説明が面白い!!
http://www.apres-midi.biz/
ジャズ、ボサノヴァ、ピアノといったテイストを盛り込んだメロウ・ビーツと歌心あふれるライムが織りなす極めつけのキラー・トラックばかりが選りすぐられた、今までにないほど感情がこみ上げる、最高すぎる極上の内容で、夜のドライヴやルーム・リスニングにも適したヒップホップ・チルアウトの決定打。ラウンジ・ピアノのロマンティックな旋律がきらびやかに漂う♯1、アーマッド・ジャマルのピアノ・ループに魅せられる、スパニッシュ風ギターがクールな影を落とすジャジー・ヒップホップの最高峰♯2、ボビー・ハッチャーソンをサンプルした、恍惚のサマー・ジャム♯3、メロウ・ビーツというコンセプトの原点になった、彩り豊かな究極のピアノ・ヒップホップ♯4、ジャズの気配と揺らぎを帯びたタイトでクリスプなビートが冴える♯5、澄みきった哀切と凛とした聡明さでエモーショナルにフロアを揺らす♯6、ムーンスターの粋な手腕が光るチャーミングなボサ・ブレイクのガールズ・ラップ♯7、爽やかな陽射しと風を感じさせるフレッシュなソフト・ロックのようなフレンチ・ラップ♯8、胸を締めつける切なさに満ちた、ヒューバート・ロウズのメロウ・サンプルが舞うセンティメンタルな人気曲♯9、オスカー・ピーターソンのピアノをインテリジェントに寛いだラウンジ感覚で紡ぐ♯10、太陽に照らしだされるようなピースフルな開放感に胸がキュンとするメロディアス・ラップ♯11、グルーヴィーなソウル~ジャズ感覚が情熱的に弾む♯12、ナイーヴな感性でカラフルに織りなされる感動的なボサ・ヒップホップ♯13、夜の空気のように冷ややかな洗練をリリカルに奏でる♯14、オズマール・ミリト&クアルテート・フォルマのノヴェラ・サントラ曲を加工した、スモーキーなグルーヴから沸き上がるプリミティヴなヒップネスが瑞々しく光る♯15、無邪気な音と声の戯れがポップな親しみを誘う♯16、透明感あふれる音像にイマジネイションが沸き立つキャッチーな♯17、壊れそうなほど儚げに美しく彩られたピアノが印象深いクラシカルな♯18、リズムの奥行きの中に翳りを帯びた詩情とジャズへの敬愛がのぞく♯19、映画のエンドロールのような甘美な余韻に包まれる、ファラオ・サンダースのメロウ・サイドを彷佛とさせる♯20まで、従来のヒップホップ・リスニングのイメージを鮮やかに一新する、ジャズやボサノヴァ、フリー・ソウルに馴染んだアプレミディ・ファンなら間違いなく楽しめる一枚にして、上質なメロウネスとサウダージが香る心地よいグルーヴに永遠に身を委ねていたくなる品質絶対保証のエヴァーグリーン盤。
一歩間違えば「これはルー語か?」と思う位の横文字の応酬。音楽の感じを表現する言葉になじみのないひとは、半分くらいなにいってるかわからないんじゃないでしょうか(笑)
とはいえ、音楽っていう抽象的なものをよくこれだけ、言葉で説明できるなと感心もします。
実際聴きながらこの説明を聴くと結構なるほどと思えるし…。
内容はというと、ホントとにかく素晴らしいの一言。
ループのセンスがハンパなく良い。それだけでまず飽きないです。ラップってあんまり聴かなかったけど、こんなのならホント楽しく聴けますね。
そして随所にちりばめられるジャズへのリスペクト。分かると思わずにやりとする部分も沢山あります。
なんか、このジャケがお洒落なサウンドのイメージにもぴったりだし、最近ホントよく聴いてます。
音楽好きな人も、ピアノ好きな人も、ジャズ好きな人も、ヒップホップな人も、猫派の人にも、激しくオススメです。
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【2008/05/21 15:24】
CD・DVD
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