ここでは、このサイトで使用される音楽用語(リンク参照用)を記述していきます。
【テンション】
基本的な和音構成の上部にある音を積み重ねることによって、一種の緊張感を持ったサウンドを作る。
この積み重ねる音。9th, ♭9th, #9th, 11th, #11th, 13th, ♭13th の7つがある。
サウンドを豊かにするための重要な要素。
(例 : C7を例とすると、9th=D, ♭9th=D♭, #9th=D#, 11th=F, #11th=F#, 13th=A, ♭13th=A♭ となる)
【ナチュラルテンション】
ドミナント7thコードのテンションのうち、9th, #11th, 13thのテンション。
【オルタードテンション】
ドミナント7thコードのテンションのうち、♭9th, #9th, ♭13thのテンション。マイナー・スケール上からの借用と考えることもできる。ナチュラルテンションより緊張感が高く、より解決への傾斜を強める。
【チャーチモード】
チャーチモード(教会旋法)とは中世の教会音楽の中で使われていた音階を、通常のコード・スケールの中に転用したもの。基本的にはメジャースケールのスタートを変えたものととらえる事が出来る。アイオニアン、ドリアン、フリジアン、リディアン、ミクソリディアン、エオリアン、ロクリアンの7種。
Cメジャースケールを例とすると、以下のようになる。()内はスケールの構成音。
Cから開始…Cアイオニアンスケール(C,D,E,F,G,A,B,C)
Dから開始…Dドリアンスケール(D,E,F,G,A,B,C,D)
Eから開始…Eフリジアンスケール(E,F,G,A,B,C,D,E)
Fから開始…Fリディアンスケール(F,G,A,B,C,D,E,F)
Gから開始…Gミクソリディアンスケール(G,A,B,C,D,E,F,G)
Aから開始…Aエオリアンスケール(A,B,C,D,E,F,G,A)
Bから開始…Bロクリアンスケール(B,C,D,E,F,G,A,B)
【リディアンスケール】
チャーチモードの1つ。C音トニックではGメジャースケールと同じ。増4度となる4つ目の音が特徴的な音になる。
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